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2024年11月22日
病気の一因とされる◯◯にも、アンチエイジング(抗老化治療)は有効
【病気の一因とされる◯◯にも、アンチエイジング(抗老化治療)は有効】
◆私たちは、“2つの呼吸”によって活動エネルギーを生み出している
当たり前のことではありますが、人間は呼吸ができなければ生きていけません。
一般に、呼吸とは酸素を取り込み、二酸化炭素を吐き出す行為のことを指し、これを専門用語で「ガス交換」と言います。
実は、ガス交換には2種類あります。
1つは、吸気で吸い込んだ酸素を、肺の中で血中に取り込み、代わりに老廃物として血流に乗って運ばれてきた二酸化炭素を放出し、呼気として排出することです。いわゆる一般的な呼吸のことで、これを“外(がい)呼吸”と言います。
以前、私は総合病院の呼吸器内科を専門としていましたが、私の仕事は、患者様の外呼吸をコントロールすることでした。
もう1つの呼吸を、“内(ない)呼吸”と言います。文字通り、体内の細胞と血液の間で行われるガス交換のことです。
細胞は、血液によって運ばれてきた酸素を取り込み、それを使ってATPというエネルギーを生成します。その過程で生まれた二酸化炭素を細胞外(血中)に放出します。
※看護roo!サイトより一部抜粋
つまり、外呼吸と内呼吸のどちらも、体内で栄養素と酸素を反応させてエネルギーを作り出す作業工程の一環なのです。
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◆人間が酸素呼吸をすることの「功罪」
このように、人間は酸素を利用することで、非常に効率よくエネルギーを生成できるようになりましたが、酸素は体内を酸化させる毒物でもあります。
もともと酸素は化学的に反応しやすい性質があり、内呼吸によってATPを生成する過程で生まれた電子と余った酸素が結合して、活性酸素へと変化します。その活性酸素が、あたり構わず細胞から電子を奪い酸化させることで、細胞を劣化させてしまうのです。
活性酸素とは、いわば原子力発電所から生み出される使用済み核燃料のようなものだとお考えください。原子力発電は、火力発電に比べて非常にエネルギー効率が良い反面、処理の難しい核廃棄物を生み出します。
酸素も同様に、大量のエネルギーと引き換えに、活性酸素という危険な廃棄物を生み出してしまうわけです。
もちろん進化の過程で、私たちの体はある程度、細胞内で活性酸素を除去できる仕組みを構築してきました。しかし、一部は超強力な活性酸素となって、DNAや細胞膜、タンパク質などを破壊し、細胞を劣化させ、老化を促進したり、病気の一因になったりするのです。
アンチエイジング(抗老化)治療の一つとして、体内に発生した活性酸素を除去するという方法があります。特にお勧めなのが、水素治療を取り入れることです。
水素には、活性酸素と反応して無害な水に変える作用があります。水素自体は、もともと腸内細菌が生成しており、体内に存在している物質ですから、目立った副反応もなく、安心してお使いいただけます。
もし「最近、年のせいか疲れが気になる」という方がいれば、一度、水素で細胞内のコンディションを改善する治療を検討してみてはいかがでしょうか。
サーチュインクリニック大阪 院長 鈴木嘉洋
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