栄養療法とは?

栄養素の最適化で不調を根本から改善する医療

栄養療法をわかりやすく解説

栄養療法(Orthomolecular Medicine)は、日本語で「分子整合栄養医学」と呼ばれ、体内の栄養バランスを最適化することで、様々な不調を根本から改善する医療です。

わかりやすい例え話

人間の体は「精密機械」のようなものです。精密機械が正常に動くには、適切な部品(栄養素)が必要です。部品が不足したり、質が悪かったりすると、機械は正常に動きません。栄養療法は、血液検査で「どの部品が不足しているか」を正確に調べ、不足している部品を補充することで、体を正常な状態に戻す医療です。

なぜ詳細な血液検査が必要なのか?

一般的な健康診断の血液検査では、病気の有無はわかりますが、栄養状態の詳細まではわかりません。栄養療法では、30〜50項目の詳細な血液検査を行い、以下のような情報を分析します:

  • ビタミン・ミネラルの過不足(鉄、亜鉛、ビタミンB群、ビタミンD等)
  • タンパク質の状態(アルブミン、総タンパク等)
  • 糖代謝の状態(血糖値、HbA1c、インスリン抵抗性等)
  • 脂質代謝の状態(コレステロール、中性脂肪等)
  • 炎症の有無(CRP、白血球数等)
  • 肝機能・腎機能(AST、ALT、クレアチニン等)
  • ホルモンバランス(甲状腺ホルモン等)

不調の根本原因は「栄養不足」かもしれない

現代人の多くが、カロリーは足りているのに栄養素は不足している「新型栄養失調」の状態にあります。これが以下のような不調の根本原因となっていることが多いのです:

  • 慢性的な疲労感(鉄不足、ビタミンB群不足)
  • 不眠、睡眠の質の低下(マグネシウム不足、ビタミンB6不足)
  • うつ症状、気分の落ち込み(鉄不足、ビタミンD不足、オメガ3不足)
  • 肌荒れ、乾燥肌(亜鉛不足、ビタミンA不足、タンパク質不足)
  • 太りやすい、痩せにくい(ビタミンB群不足、鉄不足、糖代謝異常)
  • 集中力低下、記憶力低下(鉄不足、ビタミンB12不足)
  • 更年期症状の悪化(ビタミンD不足、マグネシウム不足)

市販サプリとの違い

栄養療法で使用する医療用サプリメントは、市販のサプリメントとは大きく異なります:

市販サプリメント

  • 含有量が少ない
  • 吸収率が低い
  • 添加物が多い
  • 品質にばらつき
当院使用

医療用サプリメント

  • 高含有量(治療に必要な量)
  • 高吸収率(体内利用率が高い)
  • 添加物最小限
  • 厳格な品質管理

栄養療法の特徴

  • 科学的根拠に基づく
    血液検査データに基づいた治療
  • 完全個別化
    一人ひとりに最適な栄養療法
  • 根本治療
    症状を抑えるのではなく根本改善
  • 副作用が少ない
    栄養素を補うため安全性が高い

こんな方におすすめ

  • 慢性的な疲労感がある
  • 不眠、睡眠の質が悪い
  • うつ症状、気分の落ち込み
  • 肌荒れ、乾燥肌が気になる
  • ダイエットしても痩せない
  • 更年期症状がつらい
  • 集中力・記憶力が低下
  • 病気の予防をしたい

栄養療法で治療の特徴

栄養状態の改善により、幅広い症状が改善します

慢性疲労の改善

鉄やビタミンB群などのエネルギー産生に必要な栄養素を補うことで、慢性的な疲労感が劇的に改善します。「朝起きられない」「午後に疲れる」といった症状が軽減します。

  • 朝すっきり起きられる
  • 日中の疲労感が減る
  • エネルギーレベルが上がる

睡眠の質向上

マグネシウムやビタミンB6などの神経を落ち着かせる栄養素を補うことで、入眠がスムーズに、深い眠りが得られるようになります。

  • 寝つきが良くなる
  • 夜中に目が覚めない
  • 睡眠の質が向上する

精神状態の安定

鉄、ビタミンD、オメガ3などの脳の健康に必要な栄養素を補うことで、うつ症状、気分の落ち込み、イライラが改善します。

  • 気分が明るくなる
  • イライラが減る
  • ストレス耐性が上がる

美肌・アンチエイジング

亜鉛、ビタミンA、タンパク質などの肌の材料となる栄養素を補うことで、肌のハリ・ツヤが改善、乾燥肌や肌荒れが解消します。

  • 肌のハリ・ツヤが増す
  • 乾燥肌が改善する
  • ニキビ・肌荒れが減る

ダイエット効果

ビタミンB群、鉄などの代謝に必要な栄養素を補うことで、基礎代謝が向上し、痩せやすい体質になります。血糖値の安定にも効果的です。

  • 基礎代謝が上がる
  • 脂肪が燃えやすくなる
  • 血糖値が安定する

認知機能向上

鉄、ビタミンB12などの脳の機能に必要な栄養素を補うことで、集中力・記憶力・判断力が向上します。脳の疲れも軽減します。

  • 集中力が続く
  • 記憶力が改善する
  • 頭の回転が早くなる

更年期症状の軽減

ビタミンD、マグネシウム、大豆イソフラボンなどを補うことで、ホットフラッシュ、イライラ、不眠などの更年期症状が軽減します。

  • ホットフラッシュが減る
  • イライラが軽減する
  • 不眠が改善する

免疫力向上

ビタミンD、亜鉛、ビタミンCなどの免疫に必要な栄養素を補うことで、風邪をひきにくくなり、病気の予防に繋がります。

  • 風邪をひきにくくなる
  • 病気の予防になる
  • 炎症が減る

効果の実感時期:栄養状態が改善されるまでには個人差がありますが、早い方で2〜4週間、多くの方が2〜3ヶ月で効果を実感されます。継続的な治療により、より確実な効果が得られます。

栄養療法の治療の流れ

詳細な検査から個別化された治療まで

1

ご予約・問診票記入

お電話またはWebからご予約ください。初診の方は、事前に問診票をご記入いただきます(現在の症状、既往歴、生活習慣など)。

2

詳細な血液検査(30〜50項目)

一般的な健康診断よりもはるかに詳しい血液検査を行います。栄養状態を正確に把握するために必要な項目を網羅的に測定します。

  • 鉄代謝(フェリチン、血清鉄、TIBC等)
  • ビタミン・ミネラル(亜鉛、ビタミンD、ビタミンB12等)
  • タンパク質(アルブミン、総タンパク等)
  • 糖代謝(血糖値、HbA1c、インスリン等)
  • 脂質代謝(コレステロール、中性脂肪等)
  • 肝機能・腎機能・炎症マーカー等
3

医師による詳細な結果説明・カウンセリング(30〜45分)

血液検査の結果をわかりやすく丁寧に説明します。どの栄養素が不足しているのか、それが現在の症状とどう関係しているのかを詳しくお伝えします。

  • 検査結果の詳細説明
  • 栄養不足と症状の関係
  • 改善のための治療プラン
  • 生活習慣のアドバイス
4

個別化されたサプリメント処方

検査結果に基づき、あなただけの最適な医療用サプリメントを処方します。種類、量、飲み方まで詳しくご説明します。

※点滴療法と組み合わせることも可能です

5

定期的なフォローアップ(2〜3ヶ月ごと)

2〜3ヶ月後に再度血液検査を行い、栄養状態の改善を確認します。数値の変化を見ながら、サプリメントの種類や量を調整します。症状の改善も確認しながら、最適な治療を継続します。

栄養療法に関するよくある質問

患者様からよくいただくご質問にお答えします

市販のサプリメントとの違いは何ですか?

医療用サプリメントは含有量が高く、吸収率も優れているため、市販サプリと比べて確実な効果が期待できます。また、血液検査の結果に基づいて必要な栄養素を必要な量だけ補うため、無駄がありません。市販サプリは「何となく」飲むことが多いですが、当院の治療は科学的根拠に基づいた個別化治療です。

効果はどれくらいで実感できますか?

個人差がありますが、早い方で2〜4週間、多くの方が2〜3ヶ月で効果を実感されます。疲労感の改善や睡眠の質向上などは比較的早く実感でき、肌質改善やダイエット効果は2〜3ヶ月の継続で確実な効果が得られます。栄養状態が重度に悪い場合は、改善に時間がかかることもあります。

副作用はありますか?

栄養素を補うため、薬のような副作用はほとんどありません。ただし、サプリメントの種類によっては、最初に胃腸の不快感を感じることがあります(鉄剤など)。その場合は、飲み方を調整することで改善できます。また、過剰摂取にならないよう、医師の指示に従って適切な量を摂取することが重要です。

ずっと続ける必要がありますか?

栄養状態が改善されれば、サプリメントの種類や量を減らすことができます。定期的な血液検査で栄養状態を確認しながら、徐々に減量・中止を目指します。ただし、食生活や生活習慣の改善も並行して行うことが重要です。維持量として少量のサプリメントを継続される方も多いです。

食事だけでは改善できませんか?

理想的には食事だけで栄養を補えることが望ましいですが、現代の食生活では十分な栄養を摂ることが難しいのが現実です。特に、鉄やビタミンDなどは食事だけでは不足しがちです。また、すでに栄養不足の状態にある場合、食事だけでは改善に時間がかかりすぎるため、医療用サプリメントで効率的に補うことが有効です。

どんな人に効果がありますか?

特に以下のような方に効果的です:慢性疲労、不眠、うつ症状、肌荒れ、ダイエットしても痩せない、更年期症状、集中力低下、風邪をひきやすいなどの症状がある方。また、病気の予防や健康維持を目的とした方にもおすすめです。血液検査で栄養不足が確認された場合、高い効果が期待できます。

その他のご質問は、お気軽にお問い合わせください

専門医が丁寧にお答えします

よくある質問ページへ

関連する治療・検査

栄養療法と組み合わせることで、さらなる効果が期待できます

NAD+療法

細胞のエネルギー源NAD+を直接補給。栄養療法で栄養状態を最適化することで、NAD+療法の効果がさらに高まります。

詳しく見る

点滴療法

水素・グルタチオン・NMNなど11種類の点滴療法。栄養状態が整っていると、各種点滴の効果がより高まります。

詳しく見る

エピクロック検査(DNA年齢測定)

DNAメチル化を測定し、生物学的年齢を評価。栄養療法で栄養状態を改善することで、老化速度を遅らせる効果が期待できます。

詳しく見る

栄養療法を受けられるクリニック

東京・大阪・京都の3院で提供中

東京院

四ツ谷駅徒歩2分、麹町駅徒歩7分

〒102-0083
東京都千代田区麹町6丁目6-1 NAGAO BLDG. 8階

TEL: 03-6272-6046

月・水・木・金・土 10:00-19:00

東京院の詳細

大阪院

長堀橋駅徒歩1分、心斎橋駅徒歩5分

〒542-0081
大阪府大阪市中央区南船場2-5-28

TEL: 06-7777-5967

火・水・木・金・土 9:30-19:00

大阪院の詳細

京都院

祇園四条駅徒歩5分、河原町駅徒歩7分

〒600-8000
京都府京都市下京区木屋町通団栗橋下ル斎藤町138

TEL: 075-746-4148

火・水・木・金・土 9:30-18:00

京都院の詳細

栄養療法で不調を根本から改善

まずは詳細な血液検査で、あなたの栄養状態を知ることから始めましょう

よくある質問

電話予約

LINE予約