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2024年10月11日
がんにならないためにできること
【がんにならないためにできること】
◆あなただったら、30%の人しか効果がない抗がん剤を打ちますか?
すでに何度がお伝えしたように、かつて私は総合病院の呼吸器内科医でした。当時、私のところには、様々な肺の疾患を持つ患者様がやってきましたが、中でも多かったのが、高齢で肺がんを患っている人でした。
多くの患者様は、「医師は病気を治してくれるすごい人」と思って病院を訪れます。そう思ってくださるのは、とてもありがたいことですが、私はその認識に対して、ずっと違和感がありました。
病気を治すと言っても、実のところ、医師が打てる手段というのは限られています。多くの場合、「この病気に対しては、これとこれを行う」といったように、手順が全て決まっていて、医師が独自の判断で治療を行うようなことはほとんどありません。
個人的な診療所を経営しているならともかく、総合病院の医師は、仕事の自由度が非常に低いのが実情です。
治療の中で、私が特に矛盾を感じていたのは、抗がん剤でした。抗がん剤は、化学物質の毒性を利用し、がん細胞を死滅させるために投与します。けれども、毒である以上、正常な細胞をも死滅させます。
通常、抗がん剤は手術では取り除けないほどがんが広がってしまった人に対して投与されますが、効果がある人は3割ほどですから、残りの7割の人は、体力を奪われ、身を削るようにして亡くなっていきます。
患者様は「健康を取り戻したい」と思って病院に来るのに、実際はその逆である場合が多いことに、私は鈍感にはなれませんでした。
私が、アンチエイジング(抗老化医療)という畑違いの分野に転向したのは、「病気にならないためには、病気になる前のケアが大切」だと痛感していたからです。
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◆体に負担の少ないがん検査もある
自費診療は、保険診療に比べて、診療内容はかなり自由が効きます。
患者様にとって、保険診療は確かに費用面では安く済みますが、保険制度には様々な規制があって、できない治療なども多いのです。
当サーチュインクリニック大阪も、自費診療です。当院で力を入れているのは、保険診療では検査対象外となっている項目を検査に加えて、病気になる前に不安要素を発見し、早めに治療することです。
例えば最近、始めた検査の一つにMicro CTC検査があります。これは採血をするだけで、血中を流れるがん細胞を捕捉し、がんに罹患していないかどうかが判定できるという検査です。
Micro CTC検査とは
保険対象のがん検査には、CTやMRIなどいろいろありますが、放射線を使用したり、大掛かりな検査機械を使用したりと、心身に負担がかかる上に、細胞数個レベルの極小さながんは見つけることができません。
その点、Micro CTC検査は採血だけですから、体への負担も小さく、レベルで言うと、StageⅠにもなっていないがんも発見できる可能性があります。
ご自身の健康を守るためには、医師に任せきりにするのではなく、「医師の知識や技能を利用する」くらいの気持ちが必要だと思います。あなたの健康のために、当院をご利用いただければ幸いです。
サーチュインクリニック大阪 院長 鈴木嘉洋
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