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2025年12月09日

病人が、病院でたらい回しにされる理由とは?

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◆大病院で診てもらう際の意外なデメリット


「病院へ行くなら、やはり総合病院のほうが安心」「大学病院のほうが、専門性が高くて良さそう」


こんな風に思っている人が多いのではないでしょうか?


もちろん大きな病院のほうが、設備が良かったり、専門医に診てもらえたりするメリットはあるでしょう。


ただし、大病院ゆえの問題もあります。例えば、「専門が細分化され過ぎている」という問題です。


下の図は、最近の総合病院に設置されている診療科の一例です。一口に内科と言っても、現在は専門が複数の臓器別に枝分かれしてきていることがわかります。



 


確かに専門性の高い医師に診てもらえば、高度な治療が受けられるかもしれません。しかし、それは病名がはっきりしていて、その病気に相応しい医師を見つけられた場合です。


もし、自分が何の病気に罹患しているのかわからなかったり、「何となく不調」というような症状の場合は、あちこちの科をたらい回しにされたり、何度も検査を受けさせられたりすることがあります。


あまり専門性に特化し過ぎた病院に行ってしまうと、自分の病状にピッタリ当てはまる医師を見つけるのが、かえって難しくなってしまう場合があるのです。


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◆「どの科を受診するか?」の見極めは簡単ではない


少し、実例を見てみましょう。


Q1:「胸が痛い」


A:通常、病院側では、患者様が訴える症状から、ある程度の当たりをつけて、診療科を割り振ります。


胸が痛い場合は、さしずめ胸まわりの専門である呼吸器科か循環器科に回されるでしょう。


ところが、人によっては「胸の奥=心窩部、みぞおちの辺り」のことを指していることがあります。そうなると、腹部(消化器科)も範疇に入ってきます。


つまり、この患者様の場合は、3つ以上の診療科を回らなければならない可能性があるということです。


Q2:「お腹が痛い」


A:通常は、消化器内科に行くのが一般的ですが、それ以外に尿路結石などが痛みの原因となっていることがあり、その場合は泌尿器科(外科系)への受診が必要となります。


また女性の場合は、内性器が原因の下腹部痛も可能性として考えられるでしょう。


このように一見、ありふれた症状であっても、どの科に受診するのが相応しいかの見極めは、意外に難しいのが実情です。


大病院や専門病院などは、どうしてもたらい回しにされやすいですから、普段から気軽に相談できる、かかりつけ医を持っておくと安心です。


かかりつけ医であれば、普段から患者様の体の状態を知っていますし、専門的な治療が必要となれば、適切な病院も紹介してくれるでしょう。


ところで、「病気になってから治すのが当たり前」、そんな常識に疑問を感じたことはありませんか?


当サーチュインクリニックでは、病気を未然に防ぎ、いつまでも健康であり続けるための“攻めの医療”を実践しています。一般診療と予防医療の両方に精通した医師が、あなたの今と未来にコミットする希少なクリニックです。


この新常識に共感された方は、健康な未来への第一歩として、ぜひ当院をお選びください。


そもそも病気にならなければ、科を選ぶ悩みそのものが不要になるのですから。


サーチュインクリニック大阪


院長  鈴木嘉洋