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2025年07月29日
CBDの選び方・使い方はどうすればいい?

【CBDの選び方・使い方はどうすればいい?】
◆多岐にわたるCBD商品と、それらの摂取方法
CBDを摂取する方法は、いくつかあります。
1)舌下摂取
ティンクチャーとも呼ばれるCBDオイルを舌下に数滴垂らして、数分ほど待ち、そのまま飲み込みます。舌下の血管から吸収・摂取する方法です。比較的早く体内に吸収され、安全性も高いとされています。
2)食品摂取
ヘンプオイルと呼ばれるカプセルタイプやグミ、飴などのお菓子タイプもあります。手軽に摂取できますが、消化器系を通して吸収されるため、有効成分が消化されてしまい、吸収率が舌下タイプに比べると低くなります。
3)吸引摂取
CBDオイルを気化させて吸引するタイプです。肺の血管に直接届き、そこから吸収するため、吸収や効果発現が早いのが特徴です。一方で、質の悪いベイプ溶液などを使っている商品は、体に悪影響を与える可能性があります。
4)外用散布摂取
バームやロールオン、化粧品など塗るタイプです。安全性も高く、ピンポイントに散布したいところだけに塗ることができますが、局部への効果がメインで、体全体への吸収はあまり高くありません。
現在、CBDが効率良く安全に摂取できると考えられているのは、1)の舌下摂取です。当院で扱っているのも、舌下摂取タイプのCBDオイルです。
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◆CBD購入の際の注意点と実際の使用例
現状、CBD製品は輸入品が多く、中にはTHCが混入しているものもあります。THCは、法律で麻薬と指定されている成分ですから、知らずにTHCが含まれている商品を購入してしまうと、麻薬取締法違反と見なされてしまう可能性もあるため、注意が必要です。
大麻の有効成分は100種類以上あり、THCを除いた大麻の成分全体が入っているブロードスペクトラムという製品もあります。
ブロードスペクトラムは、CBDを単離した製品よりも効果が高いと言われるものの、製品の特性上、THCが除去し切れない場合も考えられることから、アイソレートというCBDのみを抽出した製品を選択することをお勧めします。
CBDの薬効としては、リラックス効果や睡眠の質の改善、抗酸化作用や免疫機能の向上などが期待できます。当院では、軽い不調を訴える方や体質改善が必要な方、ストレスを感じている方などに、CBDをお勧めしています。
実際の使用例としては、不眠症の方にご利用いただき、すぐに改善した例、また夜、トイレに起きた後、眠れなくなるという方にもお試しいただいたところ、夜中に起きることがほとんどなくなり、寝つきも良くなったとのお声を頂戴しています。
その他、アレルギーをお持ちの方にお勧めしたところ、花粉症が治ったという事例もあります。
CBDは、薬と違って、どれくらい摂取するかを自分で調整できるというメリットがあります。当院の場合、まずはCBDオイルを少量(数滴)から試していただき、ご本人様と相談しながら、適量を探っていくようにしています。
当院が扱っているのは、アメリカのローレル・クレスト社から原料を直輸入し、国内で製品化したCBDです。原料は、アメリカの分析機関であるKosher社の厳しい分析を経て、THCフリーの安全なピュアCBDを実現しています。
今、これをお読みの方の中で、CBDに興味を持たれた方は、よろしければ使用をご検討になってみてはいかがでしょうか。
サーチュインクリニック大阪
院長 鈴木嘉洋
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